トイレ等の障害者対応

トイレのドア内側のフック 福祉用具
トイレのドア内側のフック

妻はトイレに入って,トイレの中に設置された支柱を使いながら,一人で何とか用を足すことができるようになった。しかしトイレに入って立ったままドアノブまで(麻痺のない)左手を伸ばしてドアを閉めることがことができず,便座に座ってからドアの通気口に左手の指をかけてドアを閉めていた。その時に指先を痛めてしまうことがあったので,通気口の近くにフックを装着して,閉め易くしてみた。(2021-06-19)

トイレのドアに装着したフックを使ってドアを閉める
トイレのドアに装着したフックを使ってドアを閉める

脳出血後遺症の回復が進んでも,介護用の装備やグッズへの細かい配慮と対応が,回復のレベルに応じて必要になる。アイキャッチのトイレ内の写真には,通気口の近くのフック以外にも3点の障害者対応が写り込んでいる。支柱(手すり),支柱に巻き付けたフック,およびドア下のガムテープである。

支柱は,室内での立位安定と便座からの立上がりに必要なので,妻の退院直前に浴室入口とトイレに設置した。福祉用具業者からレンタルで提供を受けている。(2018-01-29)

浴室入口の支柱(手すり)
浴室入口の支柱(手すり)

支柱に巻き付けたフックは杖ホルダであり,屋内を車椅子を使わずに一本杖をついて移動できるようになった段階(4点杖を使っている時は杖ホルダは不要)で導入した。トイレ以外でも,杖を手放すことがある場所には同様のフックを設置してある。(2018-12-14)

浴室入口付近のフック(杖ホルダ)
浴室入口付近のフック(杖ホルダ)

トイレ内で支柱に巻き付けて杖ホルダとして使っているフックは,そこに杖のストラップを引っかけることを意図していたが,たまたま杖のシャフトがフックにはまり込むと,(特に片手しか使えない者には)杖を抜き難いという問題が明らかになり,利用者である妻からクレームがきた。

そこでフックの一部を切断して杖のシャフトがはまり込まないように改造して問題を解決。プラスチック加工や金属加工を経験したことのある者には特にドーってことない作業ではあるが,介護ってこんな些細なことの連続。(2021-07-07)

改造前のフック(杖のシャフトがはまり込んだ状態)
改造前のフック(杖のシャフトがはまり込んだ状態)
改造後のフック
改造後のフック

妻が屋内を装具を着けずに裸足で移動できるようになった段階で,麻痺が残る右足の親指の爪左側がときどき傷つくことがあった。訪問診療の医師からは,糖尿病の症状はないので心配は要らないと言われ,クロロマイセチン軟膏を患部に塗って対応した。(2020-06-29)

その後原因を調査したところ,床面にあるわずかな段差の角が,歩行時の右足の振り上げが不十分であると,親指の爪左側にぶつかってそこを傷つけることがわかった。そこで,トイレ,浴室,廊下のわずかな段差にガムテープを貼って,角にアールを付けた。

右足親指の爪左側の傷
右足親指の爪左側の傷
廊下にあるわずかな段差とその上を移動する右足
廊下にあるわずかな段差とその上を移動する右足

ガムテープで角にアールを付けた段差を実際に妻に横断してもらって,親指の爪左側に接触しても痛くないことを確認したが,さっそくキャンツがやってきて興味津々。自身でもそこを横断して肉球での感触をチェックしていた。(2020-09-02)

廊下にある段差に貼られたガムテープに興味津々
廊下にある段差に貼られたガムテープに興味津々
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