寒い季節のボトックス注射

BTXジェネリックのサポート手帳に書き込まれた注射箋 リハビリ
BTXジェネリックのサポート手帳に書き込まれた注射箋

ボトックス注射とその直後の反応

2024年1月29日に市内のリハビリクリニックで,妻は右手足の痙縮(つっぱり)を緩和するためのボトックス(BTX)注射を受けた。昨年末から訪問診療の主治医の判断で,同じ目的のバクロフェンの内服(5mg/日)を始めたが,今回はまだ寒い季節であることを考慮して,前回(2023-10-16)と同じ量(400単位)を同じ筋肉に注射した。

帰宅してから確認した絆創膏は,右上肢7(掌1),右下肢4の計11箇所。前回と同じ筋肉への注射ではあるが,右上肢の絆創膏の数が前回(「寒くなる前のボトックス注射」の節「ボトックス注射とその直後の反応」を参照)より少ないのは,近接する注射箇所には1枚の絆創膏で対応したことによる。例えば,掌へのBTX注射は2箇所だが絆創膏は1枚,との医師の説明を受けた。

掌へのBTX注射は2箇所(絆創膏は1枚だが)

今回変わったのは注射の内容を示す注射箋。前回まではリハビリクリニックのフォームが使われていたが,今回は帝人フォーマから提供されたゼオマイン(BTXジェネリック)のサポート手帳に医師が手書きで記入している。朱記部分は私のメモ。(2024-01-29)

BTXジェネリックのサポート手帳に書き込まれた注射箋

これまでは,BTX注射の効果は当日の夜には現れて,歩き易くなることが多かったが,今回は少し異なる展開となった。

BTX注射の前週からの,歩行時の右脚付け根付近内側とお尻右の筋肉痛が,注射当日とその翌日(1月30日)まで続き,右足が上がり難く,振動(病的反射)が起きやすい状態であった。しかしBTXによって右の上肢・下肢の動きが変化していることは感じられた。

BTX注射の2日後(1月31日)の朝になって,右脚付け根付近(内側)とお尻右の筋肉痛は軽減され,右足が上がり易くなったとの妻の報告を受けた。しかしその夜には右脚付け根付近の痛みが再発し,それが注射3日後(2月1日)の昼過ぎまで続き,その日の夜になってようやく歩き易くなった。注射4日後(2月2日)には,妻はBTXの効果を強く感じるようになり,BTX注射を担当した医師から勧められた右足の自主トレーニングを始めた。(2024-02-02)

BTX注射の2日後に右足が上り易くなる

ボトックス注射後のリハビリ

BTX注射の2日後と3日後にそれぞれ理学療法士さんと作業療法士さんによる訪問リハビリがあり,主として右の上肢・下肢へのマッサージとストレッチを受けた。右脚付け根付近の痛みを考慮して,運動は控えめにしたが,療法士さん達は妻の右の上肢・下肢が軟らかくなったことは確認した。

作業療法士リハビリでは,今回新たに下図に示すように,座った姿勢で右足首を動かして,丸めたタオル(特に親指付近が厚くなるように丸めて いる)を押しつぶすトレーニングを開始した。(2024-02-01)

右足首を動かして丸めたタオルを押しつぶす

BTX注射の翌週(2月7日)の理学療法リハビリでは,右の膝と足首の動きが前週よりさらに軟らかくなっていることを確認した後,杖をついて廊下を往復する歩行状態の確認を行った。それらのチェックの様子を添付する。(2024-02-07)

右膝・右足首・歩行状態のチェック

私がサポートしている妻の毎日の歩行自主トレでは,これまでどおり歩行器を使った廊下の往復を継続し,BTX注射の週の週末から歩行速度の向上を確認している。(2024-02-07)

BTX注射の翌週(2月8日)の作業療法リハビリでは,いつもの上肢下肢のマッサージとストレッチの後で,テーブルの上でボールを右手で握り,押し潰すトレーニングを実施。これまでもBTX注射の後では,ボール押し潰しを実施している(「寒くなる前のボトックス注射」の節「ボトックス注射後のリハビリ」を参照)。BTX注射によって指の動きが軟らかくなっていて,ボールを握り易いから,ということらしい。(2024-02-08)

テーブルの上でボールを押し潰す

その作業療法リハビリの最中に,妻は洗面台からベッドへの移動の途中でふらつくが,自分で立ち直った。作業療法士さんの記録では「左膝折れ」となっている。その日の朝の歩行自主トレの際に,問題がないはずの左脚の膝付近内側に痛みがあるとの妻からの指摘があり,その報告を受けていた彼の判断である。しかし廊下のドアの下の僅かな段差の角に妻の左足親指が引っかかった可能性も捨てきれない。

廊下のドアの下の僅かな段差の角と左足親指

廊下のドアの下の僅かな段差については,妻がそこを通る時に右脚の振り上げが不充分でも右足先が段差の角に直接当たらないように,段差角の右足通過部分にはガムテープを貼ってある(「トイレ等の障害者対応」のページを参照)。しかし左足通過部分にはまだ貼っていなかったので,さっそく対応した。(2024-02-08)

マイナンバカードの健康保険証利用

リハビリクリニックでは妻は初めて,マイナンバーカードを健康保険証として利用してみた。既にマイナポータルにて利用申込みは完了している。

マイナポータルには「医療機関や薬局でマイナンバーカードをカードリーダーにかざすだけ」と書いてあるが,リーダーにかざした後に要求される顔認証は1回では認証されず,顔の位置や角度を変えて何度かトライしてようやく認証された。

次に数項目(限度額適用認定など)の問合せ画面が出て,確認を求められる。言語障害/記憶障害が残る妻に対応できる内容ではないので,私がサポートした。診療/薬剤情報一覧,特定健康診査受信結果,高額療養費制度までは分かったが,それ以降の問合せ内容については,私も充分には理解できていない。帰宅してからウェブで調べたが,まだその説明は掲載されてないみたい。(2024-01-29)

翌日に行った調剤薬局の窓口で,マイナンバカードリーダの下に貼られた電子処方箋のビラを見た。マイナンバカードの保険証利用と電子処方箋とは基本的には別の活動だが,電子処方箋を使うためにマイナンバカードを利用できるので,リハビリクリニックでのマイナンバカード利用に際しての問合せ画面にはそれに関する内容が含まれていたかもしれない。(2024-01-30)

調剤薬局で見かけた電子処方箋についてのビラ

しかしやはり薬局では,マイナンバカードリーダの下や横に貼るビラは,この写真のように,電子処方箋ではなくマイナ保険証のビラであって欲しい。(2024-02-14)

カードリーダとその下と横に置かれたマイナ保険証のビラ
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