水道管の破損による道路冠水
朝早くからパトカーの音がうるさいのでベランダに出てみると,我が家の前の道路の下り方向が通行できなくなっている。下京区五条通(国道1号)の事故らしい。下記の写真は,6時50分に撮影。(2025-04-30)

しばらくすると上空に報道のヘリが飛んできて,さらにうるさい。報道によると,「水道管から大量の水が漏れだし、国道1号の一部が冠水しています。警察は陥没の恐れがあるとして車線規制をしています。」とのこと。規制されている範囲の道路に面して消防署があり,陥没の恐れがあるなら,消防車も緊急発進できそうにない。(2025-04-30)
近くの歩道橋に人が集まってきているが,この歩道橋はかなり老朽化しているので,あまり大きな荷重がかかると変形しそう。

スーパーに行く途中で撮影した水道管都損現場。16時5分に撮影。

スーパーから戻ったら,自宅の玄関前に水のサービス。(2025-04-30)

給水サービスへの対応
下京区の水道管破損事故では,その付近の水道水が濁ったので給水車が出動して,水道水をポリタンクに入れて給水を行った。この素早い市のサービスとポリタンクを我が家の玄関まで運んで下さった方々には感謝である。(2025-04-30)
しかし水の入ったポリタンクは重さが13kgあり,取扱いがなかなか厄介。老化した私の体力では持ち上げるのがやっと。妻が毎日の彼女の歩行自主トレに使っている歩行器の座面にそれを載せて,玄関から室内に運ぶ(下記の写真左)ことを提案してくれた。(2025-05-01)
これだけの重さのものを運ぶことは,発病後の彼女にとって初めての試み。まさに作業療法リハビリの自主トレである。
次にポリタンクのキャップを開けて水を使おうとしても,13kgのタンクをそのまま傾けることは容易ではなく,キャップにノズルを装着する必要がある。手持ちのポリタンクノズル(下記の写真右上)を探し出したが,微妙にサイズが合わない。「防災用グッズの標準化はドーなってるんだ」と少し苛立ちながら,ノズルの装着をあきらめ,ポリタンクポンプ(下記の写真右下)を使って何とかポリタンクの水をPETボトルに移す(アイキャッチの写真を参照)ことができた。(2025-05-01)

次の問題は,このポリタンク入りの13リットルの水道水の消費期限。水道水なのだから当然ではあるが,「飲料水としてはその日のうちに使え」との掲示があった。しかし夫婦二人ではそんなに直ぐには飲みきれず,PETボトルを介して毎日ベランダの植物への潅水として利用した。

冠水事故後の五条通
妻が「外でヘンな音がする」と言うので。ベランダに出てみると,水道管破損による道路冠水があったばかりの京都市内の五条通を,蓮如上人御影道中の行列が傘を差しながら通っていた。(2025-05-09)

五条通には大型観光バスが停車して大勢の外国人観光客を降ろしていくが,外国の京都観光ガイドは蓮如上人にまでは言及していないのか,彼らはこの行列には全く興味を示していない。今日の五条通では,全くの異文化の人達が互いに全く興味を示さずに混在していたみたい。(2025-05-09)