妻はコタツが好きで,発病するまではダイニングテーブルは使わず,コタツの上で食事をとったり,パソコン操作を行っていた。脳出血によって右脚が不自由になった後も,しばらくは発病前の記憶を回復し易いようにとの配慮からコタツ環境を維持した。座椅子に座った状態から立ち上がるためには,高さを電動で調整できるリフトアップチェアを採用した。「リフトアップチェアの変遷」のページを参照。
2019年の夏には,麻痺が残る右脚を配慮した作業性を優先させ,ダイニングテーブルと椅子を導入して,主な作業はそこで行うように生活環境を変えた。しかし秋になって気温が下がると,妻はやはりコタツも欲しいと言う。
この要望に応えて,ダイニングテーブルの下にコタツを設置して入れ子構造のテーブルとし,高さ可変のリフトアップチェアを下げて座椅子モードにすることによって,コタツの中に脚を伸ばすこともできるようにした。その結果,ダイニングテーブルと通常の椅子だけでの生活でときどき経験した右脚の起立性の軽度な浮腫みを,座椅子モードで解消できることが確認された。(2019-09-24)

キャンツはこの構造を把握して,必要に応じて上段と下段を使い分けている。(2020-05-17)


その後,妻がリフトアップチェアから立ち上がってダイニングテーブルから離れようとする時に,まだ動きが不十分な妻の右足の先がこのテーブルの脚の角にぶつかって,右足先を傷つけることがあった。これは「トイレ等の障害者対応」のページに示した,床面にあるわずかな段差の角が右足親指を傷つける現象と同様である。これへの対策として,ダイニングテーブルの脚の該当部分には,緩衝材を巻き付けている。(2021-08-09)


