最初の交代
2020年秋に訪問リハビリの理学療法士さんが,所属する病院での人事異動によって交代することになった。そこで,それまでの担当者が後任の療法士さんを連れてきて,妻へのリハビリ作業の引き継ぎを行った。後任の療法士さんは,前任者の作業を見ながらメモを取り続けていた。(2020-10-01)
理学療法リハビリの内容って,画像なしに文字列だけで記録するのはなかなか難しいと思うので,彼がどのようにメモしているのか,メモの内容を見たくなった。しかし残念ながらそれを見せていただく機会はなかった。

妻に対する理学療法リハビリの引継ぎ作業は1回では終わらず,次の週も継続して行われた。2回目は,1回目の前任者の指示に従って後任者が施術を行い,前任者がそれをチェック。物陰からは,キャンツがさらに厳しくそれをチェックしていた。(2020-10-08)

立て続けの2回目の交代
2020年10月に交代したばかりなのに,2021年1月には再度の理学療法士さんの交代があった。所属する病院で理学療法士の退職者があったことによる担当再配置との説明があったが,急な交代だったようで,引き継ぎ作業は1回だけであった。
新しい理学療法士さんは,妻の状態チェックを兼ねての対応なのか,初回から杖なし歩行にチャレンジ。以前の理学療法リハビリにおいても杖なし歩行をやってみたことはあったが,その時の担当者は歩行姿勢を良くすることを主眼としていて,杖なしにはあまり積極的ではなかった。(2021-01-05)

訪問先での引継ぎ作業のない3, 4回目の交代
2022年8月になって,理学療法士さんか所属病院の人事異動で再び交代した。2021年11日の3回目の交代と同様に,今回の4回目の交代も訪問先の我が家での明示的な引き継ぎ作業はなかったが,カルテによる引き継ぎは受けているとのこと。しかし後任の療法士さんは,妻の現状を確認するために,まず理学療法リハビリの基本である歩行トレーニングをしながら脚の運びを入念にチェック。
その結果,妻は右脚をまっすぐ前に振り出せるようになったので,より安定で円滑な歩行を行うためには,脚の振り出しに伴って腰を移動させる必要がある,との指摘を後任の療法士さんから受けた。それは,前任者が交代直前に言っていた下記の指摘と同じ内容と思われる。
歩き方の回復には次の2段階があり,妻は2番目の段階に入っているので,その動的なトレーニングが必要。
- ステップ毎に安定させて歩く。
- 連続するステップとして安定させて歩く。
廊下の片隅に置かれた段ボールの箱を気に入ってしまったキャンツは,後任の理学療法士さんによる妻の歩行トレーニングを,その箱の中からじっと観察し続ける。(2022-08-17)


訪問看護ステーションの理学療法士への交代
妻への訪問リハビリを担当する作業療法士と言語聴覚士は,訪問看護ステーションに所属し,訪問診療をお願いしている主治医の診察結果に基づいてリハビリを実施している。しかしこれまでのさまざまな経緯から,理学療法士は上記訪問看護ステーションとは異なる病院に所属していて,その活動はその病院の医師による診察結果に基づく必要があった。
この診察の重複を避けるため,これまでの理学療法士を訪問看護ステーションに所属する理学療法士に替えることをケアマネージャさんにお願いして,ようやくそれが実現した。これで私の介護・医療関係者対応と事務作業が幾分軽減される。(2022-11-16)
これまでも理学療法士さんの交代はあったが,同じ病院に所属する療法士の人事異動等による交代であり,後任への引継ぎに問題はなかった。しかし今回は異なる組織の療法士さんへの交代であって,後任への適切な引継ぎは期待できなかった。それで妻が受けていた最近の理学療法リハビリの概要を示す文書(リハビリの課題を実施している写真を主な内容とする)を私が作成して,同じ組織に所属する作業療法士さんと一緒に初回リハビリ前の打合せに来られた,後任の療法士さんにそれを提供した。(2022-11-17)

これまで訪問リハビリで来ていただいた市内の病院に所属する理学療法士さん達は体育会系を連想させる大柄な男性であったが,今回,訪問看護ステーションから来ていただくことになった理学療法士さんは,彼らとは対照的な小柄な女性。
初回の訪問リハビリでは,それまでに作業療法士さんや私から提供されていた情報を確認すると共に,妻の現状を自身でチェックするために,次に示す基礎的な内容のリハビリが実施された。今後は少しずついろいろな運動を増やしていくとのこと。(2022-11-23)
- 大きいボールに右手を乗せてその感触を確認。
- 右足の下でテニスボールを転がす。
- 支柱(手すり)を持って立ち,左右前後に腰を動かす。
- 洗面台まで杖を使って歩き,そこで手を洗う。
- 歩行器を使って廊下を移動。




