久しぶりに転倒
妻が久しぶりに転倒した。彼女が「数時間なら一人で何とかなる」と言ってくれたので,私が大腸内視鏡検査を受けられるようになり,ようやく彼女も安定した歩行に自信が付いたかなと思って喜んでいたのだが。
2月6日の昼食後に,彼女がいつも座っている椅子(リフトアップチェア)のすぐ後ろにある冷蔵庫付近まで杖を使わずに歩き,そこから戻ろうとした時,突然ふらついて椅子の背もたれを掴んだが,椅子も後ろに傾いて転倒を防げなかった。彼女は後方に倒れ,右臀部が床に着き,それから背中,左肘,頭の順に床に着いた。どこにも打撲痕はないが,右臀部と左肘に痛みが残った。ロキソニンゲルを痛む箇所に塗布。(2026-02-06)
その日の昼と夜の歩行自主トレは休んだが,翌日には朝の歩行自主トレをいつもどおり実施して歩行器を使って廊下を10往復し,リフトアップチェア周辺の掃除(アイキャッチの写真を参照)と食器洗いも杖なしで行っていて,以前に経験した転倒(「転倒の経験」のページを参照)と比較するととりあえずの回復は早い。(2026-02-07)
転倒後の経過
2月6日の妻の転倒については,翌週の訪問看護と訪問リハビリの担当者に報告し,その後の経過のチェックをいただいた。
2月10日の訪問看護師さんは,妻の右臀部に打撲による傷や変色がないことを確認。11日の訪問リハビリで理学療法士さんは右臀部の痛みを確認し,歩容に著変なしとして,軽めのROMex(関節可動域訓練)と筋トレを実施。
2月12日の訪問リハビリで作業療法士さんは転倒に至った経緯を調べるため,妻に次の歩行を要求:
(1) 転倒の時と同じリフトアップチェアから冷蔵庫までの往復を杖なしで歩く(下記の図左)。
(2) 日頃杖なしで歩いているリフトアップチェアから流し台までの往復を杖なしで歩く(下記の図右)。

これらの歩行を調べて,作業療法士さんは次のことを明らかにした。(2026-02-12)
(a) 向きを変える時および横歩きに歩く時に不安定になり易いので,なるべく正面に歩く距離を長くして,向きを変える時には固定したものに手を添えるようにする。
(b) 痛む箇所は筋肉ではなく,尾骨。それで長時間座った後の夜の方が痛み,前かがみになると痛む。日数が経過すれば痛みは減る。
臀部の痛みは継続した
2月6日に転倒した妻はその直後から歩行はでき,打撲による傷や変色はなかったが,臀部の痛みは10日を過ぎてもなお継続し,痛む箇所が少しずつ上に移動している。特に夜になると痛みが強くなることが多く,ロキソニンテープを貼る等の対応を行っている。
2月18日の訪問診療に際してその旨の報告を受けた主治医は,妻が歩行可能であることから彼女への簡単な問診を行っただけで,無理せずに歩行自主トレを続けることを勧めていた。
同日のリハビリで理学療法士さんは,痛む箇所が尾骨から右仙骨付近に移動してきていることを確認し(下記の図を参照),そこの痛みを減らすようにマッサージとストレッチを実施。(2026-02-18)

2月19日のリハビリでは作業療法士さんは,痛みがあっても綺麗に歩けている(下記の図左)ことを確認し,痛む箇所が右寄りになってきているのでそこの筋肉痛への対応として,リフトアップチェアに座る時に座面の右にクッションを敷く(下記の図右)ことを妻に勧めた。これはかなり効果的な対応だった。(2026-02-19)

これらの試行錯誤を続けながら,痛みは次第に治まってきている。その状況を歩行自主トレの廊下往復数で下記の図に示す。(2026-02-20)


