年末の気持
12月31日朝の日経新聞のコラム「春秋」が,松尾芭蕉の俳句を参照して年末の気持を綴っている。しかし何年も介護の引き籠りを続けていると,イマイチその雰囲気になじめなくなっている自身に気付く。「年の瀬も何も変わらぬ引き籠り」とでも言うべきか。(2024-12-31)

リフトアップチェアの交換
妻は今でも,電動で座面の高さを連続的に変えられるリフトアップチェアに座って多くの時間を過ごしている。そのリフトアップチェアが,高さを変えている時にラチェットノイズのような音を発するようになった。これは2020年12月からレンタルしているもの(「リフトアップチェアの変遷」のページを参照)なので,業者に電話して翌日に同機種と交換した。(2024-12-27)

妻の右脚の回復が進んでいるので,そろそろ普通の椅子で生活できないかと,彼女に打診したが,まだリフトアップチェアは必要との回答だった。(2024-12-27)
12月27日に交換したばかりのリフトアップチェア(座いす型リフトアップチェア800)が,30日に座面が使用中に下ってくるというリフトアップチェアとして致命的なトラブルを生じ,正月休み明けの1月4日に業者に連絡して急遽再交換してもらったが,正月中は妻には不便をかけてしまった。(2025-01-04)
急ぎだったので同じ機種がなく,立上がり補助型リフトアップチェア400Nという別の機種をとりあえず使ってみることにした。リクライニングの機能が付いているが,ひじ掛けを跳ね上げることができないので,横向きに座ることがある妻の使用環境では使い難くそう。
下図に組立て中の再交換したリフトアップチェアを示し,アイキャッチの写真にそれを納品チェックする妻を示す。(2025-01-04)

リフトアップチェアはこれまで4機種を使用してきたが,どれも工業製品としての完成度がイマイチで,機能的には「帯に短し襷に長し」であり,しかも故障が非常に多い。
再交換した代替品の「立上がり補助型リフトアップチェア400N」は,座面を高くするとそれが前傾する。それに慣れていない妻は,座面を上げようとして座面から滑り落ちるというアクシデントを経験した。特に怪我はなかった。(2025-01-08)

ひじ掛けを跳ね上げることができないので,ダイニングテーブルとの間に身体を入れてから座り,席を離れる時にはその逆を行う必要がある。理学療法士さんは妻のその動きをチェックして,上手く移動していると評していた。(2025-01-08)

リフトアップチェアの代替品を使っていた妻は,その後も再び座面から滑り落ち,「もうこの椅子ダメ」になっていたところで,これまで使っていた機種の新品が届き,ようやく再々交換が終わって,安堵した様子。リフトアップチェアの問題に悩まされた年末年始の休みであった。下図は代替品の撤去(左)と従来機種の新品の設置(右)。(2025-01-09)

代替品ではない「座いす型リフトアップチェア800」に戻すことで,妻はひじ掛けを跳ね上げて,脚を投げ出してリラックスする(彼女のお気に入りの)座り方が再びできるようになった。(2025-01-10)

リフトアップチェアに関する今回の一連のドタバタで感じたことは,製品仕様の表記(用語定義を含む)が何とも不充分て,仕様書を見ただけでは製品を把握できないことである。介護機器の仕様表記に関する標準化が望まれる。
一連のドタバタはまだ続いた。1月9日に再々交換したばかりのリフトアップチェアがまた動作不良。座面が使用中に,カチカチというラチェットが外れるような音と共に下ってくる。それで2月7日にもう一度交換した。(2025-02-07)

介護保険を使ってレンタルしているものなので,何度でも交換できるが,それに伴う手間と苛立ちは無視できない。介護機器・福祉用機器って出荷台数が少ないので,品質管理が不充分なのかな。(2025-02-07)
新春ヘアカット
下図にパソコンで見た言葉をメモ帳に記入する妻を示す。彼女の髪が長くなってきた。これまで年2回(春と秋)に私が彼女のヘアカットをしていた。しかし昨年秋から妙に髪の伸びがはやくなっている。シャンプーを変えたのが原因だろうと彼女は言っている。同じシャンプーを使っている私の髪の伸びも同様なので,そうかもしれない。それとも単なる老化現象なのかな? (2024-12-30)

妻の髪の伸び方がはやくなってきたので,新春ヘアカットを実施。10月のヘアカット(「手慣れてきたヘアカット」のページを参照)では,前髪を切り過ぎて毛先が目に入ると妻から指摘されていたので,今回は前髪は切らず,横と後ろだけとした。(2025-01-02)

彼女はヘアカットを受けながら箱根駅伝を観戦。(2025-01-02)

正月の食事
(1) 鯛ダイコン鍋
にらみ鯛(タイの姿焼き)を使っ鯛ダイコン鍋を毎年1月2日に食べることにしている(「食事への配慮」の節「調理の例」を参照)。タイを頭から尻尾までそのまま鍋に入れるとカッコいいのだが,まだ利き手でない左手で箸を使っている妻が食べ易いように,今年はタイを解体して大きな骨を除去してから,鍋に入れた。さらに豆鼓醤と日本酒を少し加えて味に深みを増し,牡蠣だし醤油で塩味を調整した。チラっと見える緑は,1日の雑煮で使ったミツバの残り。(2025-01-02)

(2) ネギとかまぼこの豆鼓炒め
近所のスーパーが休む正月3日間は,介護の引き籠りを続ける者には食事の準備にかなり綿密な計画が必要になる。妻が退院してから今回で6回目の正月になり,私はかなり慣れてきたつもりではあるが,妻の脳の回復によって変化する好みに対応し,看護師さんから指示されている脳の回復に必要な栄養バランスを配慮すると,12月末の買い物は,A4の紙面に11ポイントのフォントでびっしり印刷された食材の購入品と在庫のリストを見ながら実行することになる。
1月3日の夕食には,真空パックのおでんと棒タラうま煮に加えて,残り物のネギとかまぼこを豆鼓炒めにしてみた。妻には概ね好評だったが,かまぼこは,カニカマのように加熱によって形崩れすることがないので,もう少し小さく切った方がよかったかな。(2025-01-03)

(3) 七草炒め
スーパーの売り場に大量に積み上げられていた七草セット(1パック 498円)を購入。七草粥ではなく,セットの中の七草にカイワレダイコン(これも春の七草のひとつ)を追加して,昔揚げきざみと一緒に七草炒めを作った。味付けにはいつものように,醤油,日本酒,豆鼓醤を使用。(2025-01-05)


