我が家に飛びこんできたり,ごく近所を歩いていて見かける昆虫は,ほとんど自宅から離れることのない引き籠り生活を何年も続けている私と妻に季節を伝えてくれる。これまでに見かけた彼らを紹介する。
(1) クマゼミ
関西で多く見かけるクマゼミは,自宅のある京都の五条通付近では7月の中旬からその鳴き声を聞く。2024年に初めてその鳴き声を聞いたのは7月18日であった。
窓から見える京都タワーがグリーンにライトアップされていた7月23日の夜,その写真を撮ろうとして窓を開けたら,それを待っていたかのようにクマゼミが室内に飛び込んできた。摘まんでベランダに出したら,また入ってくる。どうしても室内に居座りたいらしい。(2024-07-23)


このクマゼミは,翌日に窓を開けておいてもまだ我が家に滞在している。すっかり家族になった気分なのかも。(2024-07-24)

(2) ハグロトンボ
毎年クマゼミの鳴き声と共に現われるのがハグロトンボ。2023年には自宅前を地上スレスレにゆらゆらと舞うように飛ぶハグロトンボを見かけた。飛んでいるトンボの撮影はなかなか難しい。(2023-07-15)

2024年には玄関に落ちていた。ハグロトンボの飛翔能力はあまり高そうではないが,500メートルほど離れた高瀬川または鴨川から飛んできたのだろうか。(2024-07-25)

(3) マドガガンボ
自宅の玄関付近でガガンボを見かけた。翅の模様から判断すると,たぶんマドカガンボ。人に踏まれそうだったので,摘まんで近くの植込みに移動。(2022-04-20)

今年も玄関にやってきた。翅の模様をじっくり観察しようと思って自室にお招きして,白い紙の上で写真撮影。(2024-05-05)

(4) ツマグロヒョウモン
毎年7月中旬になると,近所の歩道の片隅みのスミレ(「引き籠り生活に季節を伝える」の「路上の雑草」を参照)の近くを歩き回るツマグロヒョウモンの幼虫をよく見かける。蛹化の場所を探しているのだろうが,人通りの多い場所なのでちょっと心配。(2022-07-16)

成虫はやはり近所の歩道に植込まれたアベリアの周辺でよく見かける。下図の写真は2017年9月24日に撮影。


