妻の歩行を阻害するさまざまな症状が現われては消え,現われるたびに私が右往左往する様子をモグラ叩きに例えている(「歩行を阻害する主な症状の表れ方は殆どモグラ叩き」のページを参照)が,今でもまだモグラは時々顔を出す。それらのモグラへの対応を示す。
膝の痛み
妻の最近の左右の膝の痛み(「2025年年末のボトックス注射」の節「ボトックス注射直後のリハビリ」を参照)について,訪問診療の医師は,椅子に座って1分間膝を伸ばしたままにする運動を朝・昼・夜に行うことを妻に勧めた。それで彼女はさっそくそれを実行し始めると共に,私にも同じ運動をすることを求めてきた。単純過ぎて,一人では面白くないらしい。(2025-12-25)
彼女が右膝および左膝を伸ばしたままにする運動を私と一緒に実行する様子を,それぞれ下記の写真およびアイキャッチの写真に示す。(2025-12-25)

リハビリ中の左足先のこむら返り
妻は1月28日の理学療法リハビリを受けている最中にこむら返りを起こした。下図のようにベッド上に仰臥して療法士さんによる両下肢の屈曲を受けた時に,急に左足先が痛くなった。

彼女のこむら返りに対する対処方法は私が熟知しているので,直ぐに彼女を立ち上がらせ,背後から私が支えながらゆっくり廊下を歩いてもらった。局部のマッサージやストレッチより,この歩行が効果的。強い痛みが無くなった後の療法士さんによるリハビリは歩行練習となった。(2026-01-28)
彼女の話では,以前にも同じリハビリを受けていて同様のこむら返りを起こしたらしい。「右足先の浮腫みとリンパマッサージ」のページを参照。
1月29日の作業療法リハビリでは,前日の理学療法リハビリ中に左足先に起きたこむら返りが再発しないように,療法士さんはその時の様子を妻に確認しながら下肢の屈曲を実施した(下図を参照)。その結果,片脚ずつ屈曲すればこむら返りは起きなさそうであることが分かった。

これまでにも左足先のこむら返りはあったが,当時は妻の言語障害の回復が不充分で足の状態の説明がうまくてきず,今回のような確認作業はできなかった。(2026-01-29)
モグラ叩きのモグラが一斉に顔を出す
妻は右臀部打撲による尾骨付近の痛み(「杖なし歩行中の転倒」のページを参照)がようやく治まってきたが,彼女の歩行を阻害する次のような症状が急に現れた。いずれも比較的軽微な症状と思われるが,モグラ叩きのモグラが一斉に顔を出した感じ。
(1) 2月24日から後頸部が痛む。
(2) 2月25日朝から右足先が浮腫む。
(3) 2月25日昼から左母趾底部が痛む。
2月25日に来られた訪問診療の主治医は,(1),(2)を確認したが,いずれも経過観察とした。
同日の訪問リハビリで理学療法士さんは,これらの症状を丁寧にチェックしてから,次の対処を行った。(2026-02-25)
(1) 後頸部のマッサージ(下記の図左)
(2) 右足先のマッサージ(下記の図中央)
(3) 痛む箇所の特定(下記の図右)の後に経過観察

翌26日になっても右足先は浮腫んでいたので,その日の訪問リハビリの作業療法士さんは,妻の右足の浮腫みの程度をチェック(下記の図左)すると共に,浮腫みで関節が曲げ難くなることがないようにマッサージ(下記の図右)を実施した。

浮腫みの原因について作業療法士さんは,転倒による右臀部の痛みが引いて2日前から右向きで寝ることができるようになったことが影響しているのではないかと考え,右向きと左向きを半々にして寝てみることを提案。(2026-02-26)
その後,モグラは後退
妻の歩行を阻害する諸症状が急に現れた前節に示す週では,リハビリはそれらへの対応に終始したが,翌週になってこれらの症状はほぼなくなり,彼女は自身の右脚を指し示して「何だか治ってきている」と回復感を伝えている。(2026-03-05)
3月5日のリハビリで作業療法士さんは妻の歩容を見て「前回は左母趾底部が痛んだので,それを庇って右脚が前に出ていたが,今日は左母趾底部は痛まずに右脚がしっかり前に出ている」と評した。そしてさらにその状態を促進するため,下記の写真に示す体重移動のトレーニングを実施した。つまり立位で右脚に体重をかけ(右膝は伸ばす),左脚を少し上げる。(2026-03-05)

このトレーニングを受けた直後の妻の歩行時の脚の運びを下記に示す。

3月19日のリハビリでは,「前回(3月12日)に妻を悩ませた左右の足先(小指側)の痛みは翌日には治っていた」との私からの報告を受けて,作業療法士さんはまずその回復状態を確認した(下記の図左)。
久しぶりに上肢・下肢に顕著な痛みのない状態でリハビリを実施できることが分ったので,右上肢の肘と指の分離運動として,お手玉を右手で掴んで肘を伸ばしてから落とす練習(下記の図右)を行った。なお前回の左右の足先(小指側)の痛みの原因は明らかにできなかった。(2026-03-19)


