回復感と痛みの後に大きく動く

右足指を動かす仰臥位でのエクササイズ リハビリ
右足指を動かす仰臥位でのエクササイズ

筋肉痛が場所を変えて数日続く

脳出血後遺症の右片麻痺を患う妻は,7月末に右の上肢・下肢の筋肉のどこかが急に動き始めるという強い回復感を毎日のように感じていた(「毎日のように上肢,下肢および言語に強い回復感」のページを参照)。8月になるとその動き始めた筋肉に痛みを感じることが多くなっている。痛む筋肉は日によって異なる。訪問看護師さんは「これまで使っていなかった筋肉を使い始めたことによる痛みであろう」と言い,痛む箇所のマッサージを毎回実施。

筋肉痛を感じる箇所(妻が手で示した箇所)は次のとおり。
8月1日夜: 右太腿下部
8月2日夜: 右太腿上部
8月3日朝: 右太腿上部
8月4日昼: 右太腿下部内側
8月5日昼と夜: 右太腿上部外側
8月6日朝: 右太腿上部外側および内側

8月3日朝の歩行練習では,彼女が廊下を9往復した時に急に左に倒れそうになって,私が後ろから支えた。その直後の歩行状態の写真を下図に示す。右脚をかばって,重心が左に寄り易くなる。(2024-08-03)

8月3日朝の歩行

8月6日の訪問看護師さんは,妻の右太腿上部の外側および内側を集中的にマッサージ。(2024-08-06)

8月6日の訪問看護師さんによるマッサージ

右足の指が動く

8月6日の夜,妻は歩きながら右足の指を指し示して「ここが何かヘン,動く。歩き易いけど,怖い」と言う。これまで麻痺が残っていて動かなかった右足の指(特に親指)が急に動き出したみたい。(2024-08-06)

翌日のリハビリで理学療法士さんにその報告をすると,彼女はさっそくその動きを確認して,妻に仰臥位と座位で右足指を動かすエクササイズを実施した。(2024-08-07)

右足指を動かす座位でのエクササイズ

右膝が大きく動く

妻の右膝は5月頃から曲げ易くなり,(左膝と同時でなく)右膝だけを曲げるトレーニングを続けてきた(「右脚の回復とそれに伴うトラブル」の節「右膝の回復」を参照)。その後,右脚にはさらに回復感の高まりと筋肉痛とが現われたが,8月8日になって筋肉痛はほぼ収まり,夜にはより一層右膝が動き易くなった。(2024-08-08)

その夜にいつものように歩行器を使った歩行練習を始めた時,それまでの歩き方(歩くときの力の入れ方)では右膝が上がり過ぎて,本人も「あっ」と言って驚く。

右膝が上がり過ぎて驚く

それでその時の歩行練習は,曲げ易くなった膝を適切に動かして安定に歩行するための練習となった。毎日のように続く回復感は望ましいことではあるが,このようにその都度,安定した歩き方を練習する必要がある。(2024-08-08)

曲げ易くなった膝を適切に動かして安定に歩行
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