ボトックス注射(2025年冬)の影響

写真の中の敷物に着目 グッズとウエア
写真の中の敷物に着目

歩行時のふらつき

ボトックス(BTX)注射で右足首がかなり柔らかくなっているようで,妻は少し段差のあるトイレから出ようとして,下を見て右足を振り出した時,急にふらついて歩けなくなり,ドア枠に抱きつく。直ぐに私が後ろから彼女の脇の下を支えて,転倒は防げた。(2025-01-26)

これはこれまでのBTX注射ではあまり見られなかった症状。今回の注射では,下肢への投与量は以前と変わらないが,総量が増えたので効果が強く出たのかな。

今朝も妻はトイレから出る時に少しふらつき,「(BTX注射から)1週間経つのにまだ怖い」と文句を言っている。彼女の断片的な説明によると,
(1) 右足首が柔らかい
(2) 右脚を上げ難い
という状態が続いていて,それが僅かな段差を越える時にふらつきを誘発するみたい。ここ数日彼女は風邪気味で身体が怠いということも影響している可能性もあるが,しばらくは私のサポートを強化することにする。(2025-01-28)

下肢へのBTX投与量は,次回から少し減らした方がいいのかな。

歩行器ハンドルの握りの修正

歩行器を使って歩行自主トレを行っている時,妻はハンドルを握る右手の状態を時々修正する。BTX切れの時のように完全に外れる(「2025年冬のボトックス注射」の節「ボトックス(BTX)切れ」を参照)ことはないが,握りが甘くなって位置がずれることがある。(2025-01-23)

ハンドルを握る右手の状態を修正

歩行器のハンドルを握る右手の位置の変化とその修正の様子をさらに調べてみた。歩いていると,ハンドルを握る右手がだんだん後方に移動していく。それでときどき左手で右手の握りを前方に戻している。ハンドルを握る右手の指の力を強化する必要がありそう。(2025-01-28)

右手位置の後方への移動を左手で戻す

右手を使った食器洗いの再開

1月中旬にはBTX切れの状態で右手の筋肉が固くなっていたため,妻は右手を使った食器洗いを中止していたが,20日のBTX注射の上肢への効果が安定してきたので,それを再開した。今回の注射は特に右手の動きの向上を狙ったようで,調子いいみたい。(2025-01-26)

右手を使った食器洗いを再開

記憶の回復

妻は歩行自主トレで廊下を歩きながら,壁面に飾られた写真に写っていた敷物に気付いた(アイキャッチの写真を参照)。それは彼女が発病するかなり前に,京都国立博物館ミュージアムショップで購入したトラりん(尾形光琳の竹虎をモデルにしたキャラクタ)がプリントされた敷物。

彼女はしばらく考えて,それが玄関においてある置物の下に敷かれていることを思い出した。それを持ってきて,居間のトラりんの縫いぐるみの下に敷くことを思い付いた。私はその敷物のことを全く忘れていたので,半信半疑に玄関を調べたら,確かにあった。その件に関して彼女の記憶が回復していることを確認。(2025-01-23)

思い出した敷物をトラりんの縫いぐるみの下に敷く

同日の夜には,彼女は寝室の隅でほこりを被っていた古いスリッパの袋を見付け,「これ,何だっけ」と言いながらしばらく考えて,かなり昔に海外に行く時に機内に持ち込んだスリッパとその袋であることを思い出した。(2025-01-23)

古いスリッパとその袋

機内に持ち込んだスリッパの記憶がきっかけになったのか,その後でテレビに映し出された米国の建物を見て「あそこに入ったことあるね」と私に記憶の確認を求めていた。(2025-01-23)

この日は彼女は妙にいろいろな記憶を回復したみたい。これが3日前に受けたBTX注射の影響であるとは言い切れないが。


朝の歩行自主トレで妻は歩きながら窓の外の雪をチェックしている。歩き始めた時は晴れていたのに,途中で雪が降り始め,約10分間の歩行自主トレを終えた時には雪は激しく降っていて,路面はもう真っ白。

彼女は「雪とはそういうもの」と言ってこの天候の急変を,まだ晴れていた起床時から予見していた。北陸の雪国育ちの彼女は,このような降雪パターンを,昨日からの雪を見てはっきり思い出したみたい。この雪は,彼女の脳出血後遺症の記憶喪失からの回復に寄与している。(2025-02-09)

窓の外の雪をチェック

しかしそんな彼女も,太陽が出ているのに激しく降る雪という降雪パターンは古い記憶になく,京都に住むようになって知ったとのこと。(2025-02-09)

太陽が出て雪が降る

2月24日朝の京都市内では,急に雪が降りだした。9時40分の五条通の様子を下図に示す。その時の大阪でのマラソンの中継をみると,そこではまだ降っていないみたい。7時頃にテレビでは京都の雪を予報していたが,その時はよく晴れていて雪雲は見当たらなかった。それでも雪国育ちの妻は「いや,今日は降るよ」と言っていた。彼女の雪に関する感覚が戻ってきたことを再確認。(2025-02-24)

2月24日朝の京都市内の雪
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