右の足サイズも大きくなる

右足先をチェックする理学療法士さん グッズとウエア
右足先をチェックする理学療法士さん

2024年末に妻は介護シューズ「こみち」を履いて歩行自主トレを行う際に,麻痺のない方の左足の先の皮膚が痛くなり,試行錯誤の結果,左の介護シューズのインソールを外すことによってこの問題を解決した。左足先の痛みの原因は,左の足サイズが僅かではあるが大きくなったことによると考えた(「麻痺のない方の足サイズが大きくなる」のページを参照)。

その後3月中旬には右足先に回復感が高まり,その直後に右足先に痛みが出て,急にその付近の筋肉を使い始めたことによる筋肉痛と判断された(「足先の変化」の節「右足先の回復感」を参照)。

しかし4月になると再び右足先に痛みが出て,妻の提案により,介護シューズを履かずに両足裸足で歩いてみたところ,痛みを感じずに歩けた。そこで,それまで使っていた右の介護シューズのインソールを外して,痛みなしに歩行自主トレを実施できることを確認した。(2025-04-15)

左右共に介護シューズのインソールを外す

歩き難さを知るために使っている歩行自主トレでの廊下往復数の推移を下記に示す。

歩行自主トレでの廊下往復数の推移(2025-04-07~2025-04-18)

4月15日の訪問看護師さんはその報告を受けて,妻の足先を調べ,全く浮腫みはないことを確認した。要するに右の足サイズも僅かではあるが大きくなったと考えられる。(2025-04-15)

足先をチェックして浮腫みはないことを確認

結果として妻の身体の左右の対称性は高まり,その後は両足共にインソールなしの介護シューズ「こみち」を履いて,歩行自主トレを続けている。


妻が介護シューズを履いての歩行自主トレ中に右足先に痛みを感じ,介護シューズのインソールを外すことによって対応した件を,4月16日の訪問リハビリでも報告した。

理学療法士さんは,前日の看護師さんと同様に妻の右足先に浮腫みがないことを確認し,さらに裸足での杖なし歩行が綺麗に歩けていることから,インソールを外して対処したことに賛同いただいた。しかし脳出血後遺症からの回復過程で足サイズが僅かではあるが大きくなるという事例は初めてとのこと。(2025-04-16)

右足先チェックして杖なし歩行を行う

4月20日になると,右足の甲に痛みを感じた。そこで右の足サイズがさらに変化して幾分大きくなったのではないかと考え,21日の朝に,以前に右脚にプラスチック装具を着けて歩いていた時に使っていた,装具対応にサイズに余裕をもたせた,右足用の介護シューズ「オルトα(インソール付き)」に履き替えてみた(下図は右足用の「オルトα(インソール付き)」と左足用の「こみち(インソールなし)」)。その結果,右足の甲に関する妻からの問題指摘はなく,しばらくそのシューズを使って右足の様子をみることにした。(2025-04-21)

右足用の「オルトα(インソール付き)」と左足用の「こみち(インソールなし)」

しかし同日にトイレでなぜか左足首を捻挫し,風邪っぽい体調不良も重なって,歩行自主トレの距離が伸びず,オルトαを使い続けることが適切であるかどうかはまだ充分に確認できていない。(2025-04-21)

23日には再度左足首を捻挫。捻挫し易くなっているみたい。訪問リハビリの理学療法士さんが左足首をチェック(下図)した結果,腫れはなく,軽度の捻挫なので直ぐに治るとのことであった。(2025-04-23)

理学療法士さんが妻の左足首をチェック

脳出血後遺症の妻の介護はいつもこんな調子で,苛立つことも少なくない。絶え間なく出てくる歩行上の問題のモグラ叩き(「歩行を阻害する主な症状の表れ方は殆どモグラ叩き」のページを参照)は今なお継続中。(2025-04-23)

歩き難さを知るために使っている歩行自主トレでの廊下往復数の推移(4月19日~4月25日)を下記に示す。

歩行自主トレの廊下往復数_0419~0425

この表から次の判断を導いた。4月25日になると歩行上の問題のモグラが去ったようで,右足の甲に痛みの原因が右足のサイズがさらに幾分大きくなったことにあるとして,右のシューズをサイズに余裕をもたせた「オルトα(インソール付き)」に替えることによって,とりあえず歩き続けられそう。(2025-04-25)

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