歩行器ハンドルからの右手外れ
右手にボトックス(BTX)注射を受けたことによって,歩行器のハンドルから右手が外れ易くなる症状は,今回(3月23日のBTX注射)も注射後3日目から妻の歩行自主トレ中に確認された。外れた右手でハンドルを握り直す様子を下記の写真(3月28日朝の自主トレ)で示す。

今回の注射内容は右手の筋肉が柔らかくなり過ぎにいように配慮されているはず(「2026年春のボトックス注射」の節「ボトックス注射」を参照)なので,ハンドルから右手が外れ易くなる症状がいつ頃に収まるかを注意深く観察したい。(2026-03-28)
歩行器のハンドルからの右手の外れ易さに対応するため,4月2日のリハビリで作業療法士さんは,妻の右手指は軟らかいが右手首が固いこと考慮して,右手首(指と連動)の運動を机上で行う(下記の写真左)ことを妻に指示し,さらに歩行器の右のハンドルにテープを巻き直した(下記の写真右)。(2026-04-02)

この日のリハビリでは,次に示す課題(1),(2)への対応も行われた。(2026-04-02)
課題(1): 言語リハビリ用のプレゼン資料の作成のための左手での筆記で左肩が痛い。
対応: 左肩をマッサージしてほぐす。
課題(2): 前日から右太腿上部(内側)が痛い。
対応: 以前に指示した内転筋のストレッチ(「増加する自主トレとその効果」の節「右太腿上部(内側)の痛みの緩和」を参照)を行う。太腿への負担を減らすように,脚を広げながら立つことを推奨。
歩行器のハンドルから右手が外れ易くなる症状が注射後2週間ほどで回復し始めたことは,訪問リハビリの療法士さんによって確認された。(2026-04-14)
この右手の外れ易さを定量評価するため,妻の歩行自主トレ中に一緒に歩く私によってカウントされた右手の外れ回数(握り直しの修正回数も含む)を,廊下の往復数と共に下記の図に示す。
BTX注射後4日目頃から外れ易さが現れ始め,1週間を過ぎると歩行の妨げになっているが,2週間を過ぎると回復し始めている。(2026-04-14)

肩凝り
妻の利き手でない左手による筆記は,以前は気になる言葉をメモ帳に書きとめる程度(「メモ帳の変遷」のページを参照)であったが,最近は,言語リハビリでのプレゼン資料を作る作業になり,毎日A4サイズのコピー用紙数枚に文字とイラストを書き続けている(「失っていた記憶の回復が続く」の節「言語聴覚士さんに提示する資料の作成」を参照)。その結果,彼女は左の肩凝りに悩まされている。
4月8日のリハビリで理学療法士さんは,この左の肩凝りへの対応として次の施術を妻に施して,痛みの軽減を図った。(2026-04-08)
(1) 右側臥位にて,左肩のマッサージ(下記の図左)
(2) 端座位にて,首(特に左頚部)のマッサージ(下記の図右)
(3) 端座位にて,肩のマッサージ(アイキャッチの写真を参照)

妻から肩凝りの痛みの報告を受けた作業療法士さんは,私に「彼女の筆記作業中の姿勢はどうなっているか」との質問。そこで私が「失っていた記憶の回復が続く」の節「言語聴覚士さんに提示する資料の作成」に掲載した写真をお見せしたところ,「左肩が上がっているので凝り易い」との指摘をいただいた。(2026-04-16)
そして妻に実作業の姿勢をとってもらいながら,作業療法士さんは次の姿勢への配慮を妻に指示した(下記の図を参照)。(2026-04-16)
(1) 椅子の座面をもう少し上げると共に,テーブルとの距離を短くする。
(2) 右手もテーブルの上に置き,指を伸ばす(紙を押さえる要領)。
(3) 足裏をしっかり床につける。

息切れ等
妻が歩くと息切れするという症状が4月の9日と10日に観察された。9日は作業療法リハビリの開始時に,洗面台で手を洗ってからベッドへの移動中に息切れを感じ,ベッドに横になったらすぐに回復。SpO2は92%から直ちに96%に戻った。
その日の妻の体調は良好で,前回の作業療法リハビリで感じた右太腿上部(内側)の痛みはなく,療法士さんも妻の右太腿の張りがなくなっていることを確認。(2026-04-09)
しかし言語リハビリでのプレゼン資料を作る妻の作業は継続中なので,左肩の痛みはあり,右肩をも含めて療法士さんによるマッサージを受け,肩の上げ下ろしの運動を実施した。
右手の歩行器のハンドルからの外れ易さはかなり減少していて,療法士さんも妻の右手首が動かし易くなっていることを確認。さらに握り易さを向上させるため,椅子に座って机上で親指を小指に寄せる練習(下記の図左)を実施した。(2026-04-09)
4月10日の朝の歩行自主トレでは,廊下を5往復したところで妻は息切れを感じ,そこで歩行自主トレを中断した。その直ぐ後から始まった言語リハビリでは,その報告を受けた言語聴覚士さんが,妻の胸の音をチェック(添付の図右)。咳はないが怠さがあって声がガラガラであるこから,風邪気味と判断して,水分を充分に取ることを妻に指示。それから妻のプレゼン(「以前の住まいの近くにいた人達」の節「私達が住んでいたマンションのユニークな住人達」を参照)が始まった。その後,妻の息切れは起きていない。(2026-04-10)

