段差があるとまだ杖が必要
これまで麻痺が続いてきた妻の右脚に回復が進み,掃除中や外を見る時には彼女が杖を使うことはなくなった。しかしトイレの入り口には段差があるので,彼女は今でも杖を突きながらトイレに入り,トイレから出る時には支柱(手すり)に掴まりながら杖も使っている。(2024-07-11)


右脚の最近の回復傾向を受けて,妻は歩行自主トレの実施時間を伸ばしている。その結果,トレーニング中にトイレに行きたくなることがあり,それに備えて歩行器に杖を取り付け,必要に応じて直ぐに杖を使えるようにして,歩行自主トレを実施している。(2024-07-15)

頻繁な回復に歩き方が適応できない
右脚の回復を妻は最近かなり頻繁に感じているようで,彼女は毎日のように右脚のあちこちに触れて「今日はここが変わってきている」と言う。あまりに変化が頻繁だと,その状態に適応した歩き方を習得する余裕がなく,毎日怖さを感じながら歩くことを続けている。
7月16日に妻はいつものように訪問看護師さんの来訪を受けて,体調のチェック,入浴サポート,巻き爪への対応等をいただいた。その際に段差がある浴室から廊下に出た妻は,急にふらついて倒れそうになった。いつもどおり私が彼女の右脇の下に私の右手をあてがいながら(ブログ「回復感の変化」の節「ときどき起きる回復感の高まり」を参照),彼女のすぐ後ろを歩いていたので,転倒は防ぐことができたが,歩行に対する妻の不安は高まっている。その時の妻のふらつきを記した訪問看護記録(部分)を次に示す。

一部始終を間近で見ていた看護師さんは,私のサポートを評価されると共に,妻の右脚の急激な回復が続く間はそのサポートを継続することを指示された。(2024-07-16)
そして今日も妻は訪問リハビリの理学療法士さんに右足先を指し示して「また変わってきている。嬉しいけど,怖い」と言っている。(2024-07-17)

理学療法士さんは,立って左脚を前後に動かすことを妻に指示していた。右脚が左脚のいろいろな角度を支えられるようにするためのエクササイズらしい。(2024-07-17)

両脚で挟み込む
妻は麻痺が残る右脚の筋肉が強くなって,両脚で物を挟み込むことができるようになった。その結果,PETボトルを挟み込んで固定し,左手でそのキャップの開閉を行っている。(2024-07-16)

なお,両脚を利用して左手の袖まくりを行う方法は,今年の5月に作業療法リハビリでトレーニングを受けている。「右手の回復状況と左手での生活」のページを参照。(2024-05-02)
右手の筋肉はまだボトルを押さえて固定したり,ボトルキャップを開閉するには不充分だが,右手で点眼薬を押さえて左手でそのキャップの開閉することはできる。(2024-07-16)

頻繁な回復に歩き方が適応できないことへの不安
段差がある浴室やトイレから廊下に出た箇所で,妻は何度か実際にふらついた。そのため,杖よりも安定な歩行器を使って廊下を歩く場合にも,以前にふらついた箇所を通過する時に,彼女は思わず壁面に手を添えてしまうことがある。(2024-07-20)

そんな不安を和らげるために,頻繁な回復が起きている今でも,妻が歩く時には,私が彼女の右脇の下に私の右手をあてがいながら彼女のすぐ後ろを歩く必要がある。(2024-07-20)
立って右膝を深く曲げる
妻の右脚の回復が連日止まらない。今朝も歩きながら「右脚がまた違っている。嬉しいけど,怖い」と言う。この回復の結果,立った状態から右膝をかなり深く曲げられるようになり,床の上に落としたものを屈んで楽に拾えるようになった。(2024-07-21)

これは杖をついて歩く者にとって重要な動作。これができないと,杖を取り落した時に,自分でそれを拾い上げることができない。「時々見せる回復の兆候-いつの間にそんなことが」の節「落ちた物を拾い上げる」を参照。
椅子に座って右膝を伸ばす
最近の右脚の回復の結果,妻は椅子に座った状態から右膝を伸ばすこともできるようになった。それで,いつも使っている電動で高さを変えられるリフトアップチェアに座ったまま右脚を上げて隣の椅子の上に乗せるというだらしない座り方でリラックスしている。(2024-07-21)


