妻の右上肢の回復は,右下肢や言語障害の回復に較べてかなり遅い。それでも少しずつではあるが,右の肩,肘,手首,指に動きが現われ,力と可動域が増加している。これまでの回復の経過は次のページに示されている。
- 2023年5月~7月「回復感ラッシュの右上肢への波及」
- 2024年3月「歩行器のハンドル操作」の節「歩行器使用中に右上肢に回復感を感じる」
最近の大きな進捗は歩行器の右ハンドルの操作(「上肢トレーニングに歩行器を使う作業療法リハビリ」のページを参照)であろう。しかしまだ生活に必要なほとんどの作業は左手に頼っていて,左手だけでのいろいろなオペレーションはかなり上達した。衣服の着脱も私のサポートなしに行っているが,常時着用しているトレーナパンツを入浴やトイレの後で上げる時,左手だけでは右側のウエスト位置を充分に上げきれず,私が気が付けば修正するようにしている。(2024-03-31)
トレーナパンツの右側が充分に上げきれないと,裾を右足で踏んでしまって滑りやすくなって危険。これは本人もよく分かっていて,最近は自身で右裾を折り返すようにしている。この作業もかなり上手くなった。(2024-03-31)
掃除中の妻のトレーナパンツのウエスト位置と裾の様子を下図に示す。なお,彼女の杖なし歩行の練習(「歩行器を使った歩行トレーニング」の節「最近の歩行自主トレ」を参照)は,最近この掃除機操作の作業療法自主トレに置き換えられた。

右上肢に関しては,作業療法士さんだけでなく,理学療法士さんもそのリハビリの中でトレーニングを工夫している。添付の写真は妻が右手で掴んだボールを理学療法士さんに手渡す練習で,最近これを始めた。(2024-03-27)

リハビリ計画書には毎月サインを求められ,アイキャッチの写真に示すように,今月も妻が左手で自書。この署名作業は,彼女はかなり以前から自身の左手で行っている(「言語聴覚士さんの交代」の節「リハビリ計画書のレビューとサイン」を参照)。右手でのこれを実施することはまだ先になりそう。(2024-03-28)
杖なし歩行の距離が伸び,麻痺していた右上肢の回復感が高まって,妻の家事への復帰意欲が高まっている。しかし右上肢の動きはまだ実用レベルには達してなくて,流し台での作業はまだ左手だけ。添付は左手でコーヒカップを洗う妻。(2024-04-09)

しかしその際に左の袖が濡れるので,作業療法士さんから袖まくりのトレーニングを受けた。妻の右手は歩行器のハンドル操作の練習でかなり動きが出てきたが,左の袖をまくる動作はまだ楽ではない。そこで添付の写真のような,脚を利用した袖まくりを指導された。(2024-05-02)

翌日コーヒカップを洗う妻を見たら,左の袖が少しではあるが折り返されている。作業療法リハビリで指導された脚を使った袖まくりでは,まくり上げることはできるが,折り返すことは難しい。彼女の説明では,麻痺が残る右手よりも口を使った方が左の袖を折り返し易いらしい。(2024-05-03)


