妻の右手指の動きと感覚が回復傾向を示していることを確認(「ボトックス注射後の右上肢の回復」のページを参照)してから,訪問リハビリの理学療法士さんは,右足指の感覚の向上を目指した。
まず座布団で隠した妻の右足指に理学療法士さんが触れて,どの指に触れたかを妻に指摘させるという足指感覚のチェックが行われた。私が見て確認した範囲では,正答率は8割程度。

しかしこのチェック作業に際しては,言語障害で指の名前を適切に口頭で伝えられない妻には,触れられた右足指をどうやって理学療法士さんに伝えるかが問題となる。対応する右手の各指を自由に動かすことができれば,それを示せばいいのだが,まだそれはできず,結局左手の指で示すことになった。
その場合,右足の指と左手の指の対応として,名前対応(右足親指を左手親指に対応させる)と左右位置対応(右足小指を左手親指に対応させる)とがあるが,妻はデフォルトで後者を採用した。その結果,デフォルトで前者を考えていた理学療法士さんとの間で多少混乱があったが,すぐに理学療法士さんはそれに気付いて,左右位置対応でいこうということになった。(2021-10-23)
右手指に関する同様のチェックは,既に何度か実施されている(「感覚の回復と変化」のページを参照)が,右足指については今回が初めて。
理学療法士さんの話では,手指の場合と異なり,足指の感覚は,足裏の感覚と同様に(「足裏感覚のトレーニング」のページを参照),歩き方に関係が深く,歩行時につま先を適切に動かせるようにするために必要であって,つま先の動きが悪いと路面の凹凸に足が引っかかり易くなるとのこと。
この足指感覚のチェックを近くで見ていたキャンツは,足指が問題になっていることをいち早く感じとって,私の足指を調べにやって来た。

その後,つま先を動かすようなトレーニングが実施されている。(2021-10-29)



