2022年12月月末に引継ぎを終えた後任の作業療法士さんによる訪問リハビリが,2023年1月5日から開始された。妻の麻痺が残る右上下肢の動きの状態と動かした時の彼女の反応(痛みなど)をチェックしてから,作業療法リハビリの基本であるワイピング(雑巾がけ)を実施。妻はリフトアップチェアに座り,タオルを掴んだ右手を左手でサポートしつつ,ダイニングテーブルの上を拭く。(2023-01-05)

これまでも妻の右半身麻痺部分のあちこちで感じられるようになっていた回復感が,ちょうどその頃から右上肢にまで広がってしかも強くなってきたようで,彼女はしきりに右の肩・肘・手首を動かそうとしている。そして発病以前の状態を思い出した時の,「あっ,そうだったと思って」とのいつもの発言。(2023-01-07)


しかし右上肢のこの回復感を強く感じる時には,頭の中で何か変な感じがすることがある。どのようなヘンな感じなのかは,妻はまだうまく表現できないが,以前のあちこちの回復に先だって感じた「脳のグルグル感」(「脳のグルグル感」のページを参照)とは少し違うらしい。グルグル感よりも不快な感じとのこと。一度就寝中にもそれを感じたことがあり,その翌朝には睡眠不足を訴えていた。(2023-01-13)
1月12日の作業療法リハビリでは,右上肢の実際の動きもかなり良くなっていて,タオルの上で左手を右手に重ねず,右手から離してダイニングテーブルの上を拭くことができた。(2023-01-12)

それでこのワイピングの応用として,妻は膝の上に載せたパソコンを左手で押さえ,右手で画面を拭く生活動作にチャレンジ。彼女は毎日長時間パソコンを使用し,画面の汚れを麻痺のない左手で頻繁に拭いてきたが,パソコンを押さえられず,膝から落とすことが多かった。左手で押さえて右手で画面を拭ければ安定してクリーニングを続けられるので,この生活動作のリハビリは自主トレとしても定着できそう。(2023-01-12)

これまでも作業療法リハビリにおいてワイピングの指導を受けたこと(「作業療法リハビリにおける小道具(グッズ)」のページを参照)はあった。今回はそのリハビリが右上肢の回復とタイミングがうまく一致して,パソコン画面のクリーニングという生活動作に結びついた。
これは,作業療法リハビリの自主トレのワイピングではない。妻自身の強い希望により始めた,ダイニングテーブルの上を食事の前に布巾で拭く実作業。布巾は流し台から持っていき,作業終了後に流し台に戻す。それを洗って絞るのは,まだ私の作業。

最近,妻は比較的体調がいいようで,家事に復帰したいという気持ちが強くなってきている。できれば右手も使って欲しいのだが。(2023-02-13)
2月16日の作業療法リハビリでは,両手を使ってテーブルの上を拭くトレーニングを繰り返すと共に,テーブルの上で柔らかいボール(カメレオンボール,ストレッチボールなどと呼ばれている)を押しつぶす右手の筋トレを実施。(2023-02-16)


