指を交差して両手を合せる(BTX効果)

指を交差して両手を合せる リハビリ
指を交差して両手を合せる

指を交差して両手を合せる

妻が「できたァ」と言って喜んでいる。見ると,左右の指を交差して両手を合せている。

就寝前の自主トレ

彼女は発病以来,右手の筋肉につっぱり(痙縮)があって,指を伸ばすことが難しかったが先月から伸ばし易くなり,左手で右手を動かすトレーニングを続けてきた(「回復感ラッシュの右上肢への波及」のページを参照)。そして昨夜,就寝前の自主トレを実施していて,これまでどうしてもできなかった上記アクションを行うことができて,スゴーク嬉しかったみたい。(2023-07-04)


7月6日の訪問リハビリで作業療法士さんは,妻が左右の指を交差して両手を合せられるようになったことを確認。ベッド端に座った妻に,左右の指を交差して握った両手を上下に動かしたり,身体の前・横・後に置いた丸めたタオルをターゲットとして握った両手を移動(リーチ)するリハビリを実施すると共に,同様の自主トレを行うことを指示していた。(2023-07-06)

指を交差して握った両手を上下に動かす
指を交差して握った両手をターゲット(身体の前・横・後)に移動

「左右の指を交差して両手を合せる」というアクションができたことを妻は単純に喜んでいるが,作業療法士さんもそれを評価していた。彼は以前から,妻にそのアクションをとらせるタイミングを,右手指の柔らかさをチェックしながら見計らっていたとのことであった。(2023-07-06)

それができると,両手の協調的な運動(両手運動: https://www.stroke-lab.com/speciality/16659)によって麻痺側の機能回復を促進するトレーニングを実施し易くなるということか。

回復感が高まっている時のボトックス注射

6月26日の午後,妻を連れてリハビリクリニックへ行き,麻痺が残る右上下肢にボトックス(BTX)注射を受けた。前前回からボトックスの量を減らし,通院間隔を広げているが,特に問題はなく回復感が続いている。今回は次のようにボトックスの量を調整して,350単位を右上肢9(手の甲は3,ただし絆創膏は2)箇所,右下肢4箇所に注射した。(2023-06-26)

腕橈骨筋(0–>25単位),ヒラメ筋(35–>50単位),後脛骨筋(15–>25単位),虫様筋(15–>25単位),拇指内転筋(10–>0単位)

妻の報告によると,前回(2023-02-20)のような注射後の痛みはなく,当日の夜には右手指が伸び易くなって,翌日の朝の歩行自主トレでは,歩き易さの向上が感じられた。

BTX注射によって指が伸び易くなる

今回は妻の回復感が高まっている時の注射であり,左右の指を交差して両手を合せることができるようになったことは,その効果と考えられる。

ボトックス注射後の新たな上肢トレーニング

訪問リハビリの作業療法士さんは新たなトレーニングとして,立った姿勢でテーブル上のボールを両手で押しつぶす運動を妻に指示した。両脚に均等に力を入れ,肘を伸ばすことが肝要らしい。彼が書いた作業療法記録の控えには,「立位での上肢の運動」となっている。(2023-07-18)

立位での両手によるボール潰し

理学療法士さんも最近の妻の右上肢の回復状況に合わせて,新しいトレーニングを導入した。妻と理学療法士さんとが右手を握り合って,お互いに押し合う運動。(2023-07-19)

手を握って押し合う

もう一つは,ボールを握った手からボールを放す運動。妻はまず左手でやってみて,それを右手でもやろうとするが,残念ながらまだ右手からボールを放すことができない。自主トレでさらに練習する必要がある。(2023-07-19)

手からボールを放す

右手だけでパソコン画面を拭く

麻痺が残る右手の調子が特にいい時には,妻は右手だけでパソコン画面の拭き掃除(ワイピング)をやっている。BTX注射の効果(BTX効果)により,右手の指で 布巾をしっかり掴めるようになったことが,この作業の背景にある。特に親指 と薬指の力が他の指より強い。(2023-07-22)

右手だけでパソコン画面を拭く
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