両手を使う作業の実用化への気配

両手でページを見開く(2) リハビリ
両手でページを見開く(2)

掃除機の操作

妻の家事への参加復帰への要望が強くなっているので,現状の身体能力でできることを模索し,掃除機の操作にチャレンジしてみた。右踵に現われた強い回復感と共に,妻の歩き易さの向上が際立っている(「回復感ラッシュ」のページを参照)ようで,歩行時の杖への依存はかなり軽減している。それで掃除機のパイプを杖代わりに使いながら床の上をスキャンできないかと期待し,左手で掃除機のパイプを掴み,右手もそのパイプに添えて掃除機を動かしてみた。

掃除機操作にチャレンジ

妻が立ったまま移動しなければ,パイプを動かして床の上をスキャンできるが,掃除機パイプの床に対する角度では,それを杖代わりに使って彼女が移動しながら自身の姿勢制御を行うことは難しかった。(2023-06-07)


その後,右上下肢の回復感の高まりを受けて,妻は掃除機操作に再挑戦。6月には,「静止立位での掃除機操作はできるが,左手で杖を突いて移動しながらの掃除機操作はかなり難しい」状態であったが,今回はあまり遠くない自身の周辺であれは,掃除できることを確認した。裸足で杖も歩行器も使わずに歩く屋内歩行自主トレ(「歩行器を使った歩行トレーニング」の節「最近の歩行自 主トレ」を参照)の成果。(2023-08-08)

杖も歩行器も使わずに歩く屋内歩行自主トレの成果

妻が多くの時間を過ごすリフトアップチェア(電動で高さを変えられる椅子)の周りを今朝もせっせと掃除。しかしまだ手元,足元が危なっかしい。(2023-08-09)

リフトアップチェアの周りを掃除

妻は屋内での杖なし歩行にかなり慣れてきたため,作業療法リハビリの自主トレとしてほぼ毎日実施している掃除機を使用した掃除の範囲が居間全体に広がってきた。そろそろ実用化できそう。(2023-08-22)

掃除の範囲を広げる(1)
掃除の範囲を広げる(2)

妻が掃除機操作を終えて杖なし歩行でリフトアップチェアに戻ろうとた時,突然ふらついたことがあった。その時,私は彼女のすぐ後ろにいたが,右手は掃除機を持っていたので,左手で彼女の左脇の下を支えて,体勢を立て直せた。まだ付き添いは必要みたい。(2023-09-08)


妻がいつものように身の回りの狭い場所を掃除機で掃除して,その後いつも座っているリフトアップチェアに戻る時,方向転換せずに杖を使わず後ろ歩きで移動して,私を驚かせた。脳出血で倒れことがあるというタクシードライバから「後ろ歩きができるようになってから,急に回復が進んで復職できた」という話をかなり以前に聞いたことを思い出した。(2023-09-15)

狭い場所での掃除機操作

Webで調べると確かに,後ろ歩きを行うと「歩行速度やバランス能力の向上,マヒ側の歩幅も大きくなる」と書いてあり(https://arukonect.com/diary/30572),リハビリの現場でも後ろ歩きは採用されているらしい。(2023-09-15)

杖を動かしたり週刊誌のペーシをめくる

ふと妻の様子を見ると,麻痺のある右手で杖を掴んで動かしている。2023年5月頃から彼女は右肘や右手の指に強い回復感を感じていた(「回復感ラッシュの右上肢への波及」のページを参照)が,いつの間にか簡単な作業を両手で実行し始めたみたい。その前日には,両手でペーシをめくって週刊誌を読んでいる。(2023-06-30)

右手で杖を掴んで動かす
両手でページを見開く(1)

右手で杖を握ることは,「さまざまな思い出し」の数字列の節に報告されているが,その頃(2018年11月)は握るだけで杖を動かす動作には至っていない。

両手で見開きページを押さえることは,「右上肢のトレーニング(基礎動作から生活動作へ)」のページで紹介したが,その頃(2019年12月)はまだペーシをめくることはできなかった。

新聞紙を折る

日常生活の中で片手で行うことが難しく,今なお妻を悩ませている作業の一つは,新聞紙を折る作業である。そもそも新聞紙の見開きはもちろんのこと,1面の紙面でも片手で広げて読むことは楽ではなく,妻は1面をさらに1回または2回折って読んでいる。(上記のとおり,最近,週刊誌は見開きページを両手で押さえて読めるようになった。)

妻はこの新聞紙面の折りの作業をまだ左手だけで行っているが,うまく折れずに苛立っていることがある。(2023-08-11)

新聞紙を折る
膝上で新聞紙を折る

歯磨き剤を歯ブラシに付ける

日常生活の中で片手で行うことが難しい作業のもう一つは,歯ブラシに歯磨き剤を付けることであろう。妻が脳出血後遺症で右手が麻痺してからは,彼女が歯磨きを行う度に私がその作業を代行し,歯磨き剤を付けた歯ブラシを彼女に手渡していた。

最近,彼女の右手の回復が進み,何とか歯ブラシを保持できるようになった。それで彼女は,左手で歯磨き剤のキャップを開けてチューブを押し,右手で持った歯ブラシにそれを付けてから,歯ブラシを左手で持ち替えて歯磨きを実施している。(2023-08-10)

歯磨き剤を歯ブラシに付ける
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