言語の機能回復への意気込み

言語リハビリの様子(2024-09-06) グッズとウエア
言語リハビリの様子(2024-09-06)

新しい言葉の収集・確認・記録

麻痺が残る妻の右上肢・下肢については,回復感と筋肉痛を繰り返し,筋肉痛が強い時にはリハビリや自主トレを減速せざるを得ないが,そんな時にも言語の機能回復への意欲は衰えることはなく,彼女が日常使う言葉を書き留めているメモ帳への言葉の記録は続いている。「頻発する回復感の合間のトラブル」の節「麻痺のない左の膝を捻る」を参照。

テレビやパソコン画面を見ていたり,私や他の人と会話をしている時に,彼女にとって新しい言葉(記憶にない言葉,メモ帳に記録していない言葉)に遭遇すると,実行中の活動を直ちに中断して,その言葉をメモ帳に記録する。その際にパソコンでその言葉を検索・確認して,関連情報を調べることも多い。

下図の写真では,パソコンで検索して確認すると共に,以前に言語リハビリで使った資料を参照し,そこにもメモしている。(2024-09-04)

新しい言葉をパソコンで確認し,リハビリ資料を参照

高度経済成長期に日清シスコが発売して人気商品となり,数年前のリニューアルで小分けされたココナッツサブレを私がスーパーで見かけて購入し,妻の薬の近くに置いていた。それを妻が見つけ,食べるよりも先にメモ帳に「ココナッツサブレ」を記録。(2024-09-05)

ココナッツサブレを見つけると早速それを記録

言語聴覚士さんによるリハビリの内容

9月6日に妻が受けた言語リハビリの概要を示す。(2024-09-06)

いつものようにフリーディスカションから始まる。この日に妻が用意したトピックは,週刊文春(9月12日号)のグラビアに載っているJAXAのロケット夜打ちと彼女が使っているJAXAの買い物バッグ(使い古して汚れているが堅牢で使い易い)。

JAXAの買い物バッグ

それに続く言語リハビリは次のとおり:
(1) 言語聴覚士さんが話す内容と言語聴覚士さんが提示する絵の内容との違い(数など)を口頭で指摘する。
(2) 絵の内容を妻が文として(利き手でない左手で)筆記する。
(3) その文に含まれる漢字に振り仮名を振る。
(4) その文を音読する。

下図は,この言語リハビリで使われたテキストの一部(赤字は言語聴覚士さんによる追記)。漢字に振り仮名を振る作業は,妻は相変わらず苦手みたい。音読はできるのだが。(2024-09-06)

言語リハビリで使われたテキストの一部

妻が言語リハビリのフリーディスカションのトピックとして取り上げたJAXAのロケット夜打ちを掲載した週刊文春(9月12日号)の表紙に注目する妻。雑誌の表紙としては珍しく,カイワレダイコンが描かれている。その名前「カイワレダイコン」が,彼女が日常使う言葉を書き留めているメモ帳にまだ記入されていなかったことに気付いて,直ちにそれをメモ帳に記録する。(2024-09-05)

表紙の「カイワレダイコン」に注目する妻
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