杖との付き合い
私は最近,杖の使い方が下手になってきた。これまで外出時には必ず杖(妻の予備の杖)を突いて歩くようにしていたが,ほとんどの外出は近所のスーパーへの買い物であった。7月に買物用歩行器をレンタル(「介護を続ける私」の節「私自身の要介護認定-要支援1」を参照)してからは,買い物にはその歩行器を使って杖は使わないので,杖への慣れがなくなってきた。
杖のオペレーションってかなり慣れが必要で,不慣れだと自身の杖につまづくこともある。(2024-10-21)
泌尿器科の定期健診で-杖の使い分け
私が10月10日から使い始めている右膝の装具(「介護を続ける私」の節「右膝と足底に装具を装着」を参照)にはまだ不慣れで,定期健診で訪れた泌尿器科クリニックでもヘンな歩き方をしていたようで,看護師さんが「どうぞ杖をお使い下さい」と言って,私がクリニックの入口で杖立に入れておいた杖を持ってきてくれた。
このクリニックは玄関にスリッパが置いてあって,靴からスリッパに履き替えることを求められる。それで私は屋外で使用した杖を屋内でも使うことに躊躇があり(「移動支援用具(杖,車椅子)の屋内と屋外での使い分け」のページを参照),その旨看護師さんに伝えたら,「他の患者さんはそんなこと気にしていませんよ」ですって。(2024-10-21)
眼科の定期健診で-ろうそく考
私の定期健診で近所の眼科クリニックを訪れた時,ろうそく屋のショーウインドウ(アイキャッチの写真を参照)を覗き,明王院不動寺でのろうそく価格表示(下記の写真)が目にとまって,とりとめのないことを考えた。

京都市内ではろうそく屋が営業を続け,寺院でのろうそくの需要もかなりあるようだが,いずれLEDろうそくに置き換わるのだろうか。CO2の問題よりも火災の危険を避けるためにもその方がよさそう。(2024-11-07)
妻と一緒にいる夢
今朝,目覚めて気付いた。最近私が見る夢の中で,私は常に妻と一緒にいる。7年間妻の介護をして,スーパーに買い物に行く30分間を除き,一日中常に妻と一緒にいると,夢の中までそれが定着してしまったみたい。
定年退職後も私は出張が多くて,妻との時間共有がなかなか難しかった。しかし7年前の妻の発病によって,好むと好まざるとにかかわらずその問題はなくなった。それにしても夢の中にまで妻との時間共有が定着するとは思わなかった。せめて夢の中くらい,妻以外の女性にお会いしたいものである。
なんてことを,今朝目覚めた時にダブルベッドの中で妻と話して大笑い。(2024-11-21)
ノイズジェネレータ
12月13日の日経新聞のコラム「春秋」が,読書が廃れている現状を憂いているが,その冒頭の1文「今や読書はノイズとしてとらえられている」はかなりショッキング。つまりネットで検索すれば必要な情報が直ぐに入手できるのに,書物には余計な情報が入っている,ということらしい。(2024-12-13)

だとするとこれまでに十数件の書物(規格書まで含めれば百数十件)を世に出してきた私の活動はノイズジェネレータ(雑音発生器)だったということになる。しかし確かにそういう面がなかったとは言い切れないのが,笑える。
なんてことを書きながら,今も私はノイズをネット上に追加している。(2024-12-14)
航空機事故の記憶
ブラジル・サンパウロ州で旅客機墜落のニュースを見て,私も2012年7月にサンパウロ北西部の上空で航空機事故(2基のエンジンのうち1基が爆発)に遭ったことを思い出した。(2024-08-10)
何とかサンパウロ空港に戻ることができたが,空港に着いたら,既に多くのマスコミが待ち受けていて,TVカメラの照明を受けながら(下記の写真),航空会社が用意したバスでホテルに向かった。

それは,ブラジリアで開催されたISO/IEC JTC1の傘下の会議に参加して帰国する時のフライト。幾つものフライトトラブルが重なった結果,ようやくサンパウロ経由で帰れると思って乗り込んだフライトの事故だった。
あまりにもフライトトラブルの連鎖が続いたので呆れ果て,こんなことは再び経験することはなかろうと思って,その帰途で,その経緯を自身のウェブに(HTMLソースコード直打ちで)掲載し続けた。
骨密度の低下
私は右膝に変形性膝関節症を患い,近所の整形外科医院に2ヶ月に1回の通院を続けている(「介護を続ける私」の節「右膝と足底に装具を装着」を参照)。年に1回程度のX線検査以外は問診と触診であるが,昨年10月に初めて骨密度の検査を受け,本日2回目の検査(左前腕)を受けた。結果は下図のとおりで,今回からエルデカルシトール(ビタミンD3の誘導体)の処方を受けた。(2025-02-03)

骨密度なんて,テレビのコマーシャルでよく聞く言葉ではあったが,わが身に関係する数値とは考えていなかった。