ヘアカット

私による自宅でのヘアカットの準備中 グッズとウエア
私による自宅でのヘアカットの準備中

入院中のヘアカット

急性期入院の11日目(2017-11-07)に,妻は集中治療室から一般病棟に移り,体に付けていた電子装置(モニター)が外された。集中治療室では救急搬送された時の長い髪がボサボサになっていたので,看護師さんからヘアカットを勧められた。そこで,一般病棟への移動直後に,病院専属の美容師さんに病室まで来ていただいて,ヘアカットを実施した。

その時,妻は車椅子に乗って移動するリハビリを開始したばかりであって,まだ座った姿勢を保つことが辛いようなので,ベッド上でのヘアカットとなった。たまたま私が居合わせたので,美容師さんから手伝いを頼まれ,ヘアカット作業中はずっと私が妻の頭を持ち上げていた。(2017-11-07)

回復期のリハビリを受けるために転院した病院では,転院11日目(2017-11-24)に車椅子に安定に座っていることができるようになったので,病院専属の美容師さんに来てもらい,ヘアカットをお願いした。急性期入院中のヘアカットは長い髪をカットすることだけを目的としていて,長さの細かい調整は全く行われていなかったので,ここでようやくヘアスタイルを配慮したカットが行われた。((2017-11-24))

しかしこの日のヘアカットは,入院中とはいえ,次のようなかなりタイトなスケジュールの中での作業であった。

  • 午前中: 言語療法リハビリ
  • 12時~13時: 昼食
  • 13時半から14時: ヘアカット
  • 14時~14時半: 入浴
  • 15時~16時: 理学療法リハビリ
  • 16時~17時: 作業療法リハビリ
回復期入院中のヘアカット
回復期入院中のヘアカット

退院後のヘアカット

妻は2018年1月29日に退院したが,まだ私以外の人と会話することができず,「美容師さんにヘアカットしてもらうことは嫌だ」と言うので,私がヘアカット用のはさみを使って妻のヘアカットをやってみることにした。はさみを持つ私の指が黒くなっているのは,ヘアカラーにも挑戦した結果。(2018-04-03)

ヘアカット用はさみ
ヘアカット用はさみ

その様子を見ていたキャンツは,自分にも同じことをして欲しいようで,周りをウロウロ。しかしアメリカンショートヘアはトリミングが必要なネコ種ではないので,抱っこするだけで,何とか納得してもらった。

キャンツの対応
キャンツの対応

不慣れな私のヘアカット作業での最初のアクシデントは,髪を押さえていた私の左手小指を髪の毛と一緒にカットしてしまったことであった。ヘアカット用のはさみはよく切れるので,傷は深くてかなりの出血があり,ヘアカット作業を中断せざるを得なかった。(2018-06-05)

私自身の左手小指をカット
私自身の左手小指をカット
作業中断のため長さが不揃いのヘアスタイルで近所の公園に(2018-06-08)
作業中断のため長さが不揃いのヘアスタイルで近所の公園に(2018-06-08)

自宅でヘアカットをする際に切り落とした髪の毛を受け止める「ヘアーエプロン」は,なかなか便利な道具ではあるが,マニュアルの指定どおりに折りたたんでも形が定まらず,収納しづらい。それで私の作業机の下にゴロっと置いてある。その折りたたまれたヘアーエプロンをなぜかキャンツが気に入って,その上に載っている。ヘアーエプロンの縁に入っているスチールワイアのバネ感触が面白いのかな。(2019-11-26)

ヘアーエプロンのたたみ方(マニュアルより一部抜粋)
ヘアーエプロンのたたみ方(マニュアルより一部抜粋)
たたんだヘアエプロンの上でくつろぐ
たたんだヘアエプロンの上でくつろぐ

ヘアーエプロンで受けた髪および床に落ちた髪を掃除機で吸い取ってヘアカット作業終了となるが,切り落とした髪の量が多いと,家庭用の掃除機のキャパシティを越えてしまう。掃除機のパイプが詰まったこともあった。大量の髪は,掃除機で吸い取る前に手でつまんでゴミ袋に入れることがポイントである。(2019-11-12)

掃除機パイプのヘア詰まり
掃除機パイプのヘア詰まり

ヘアカット作業での2回目のアクシデントは椅子からの転倒。ヘアカットのために私が用意したパイプ椅子に妻が座ろうとした時,腰を下ろす位置が椅子の中央より幾分右にずれていたらしく,椅子と共に彼女は右側に倒れ込んだ。麻痺のある右手では身体を支えられず,右上腕上部と右手首に打撲を受けた。もともとパイプ椅子は安定性が悪いので,以降のヘアカットでは妻にはより安定な車椅子に座ってもらっている。(2021-12-09)

妻がうまく会話できないことで始めた自宅での私によるヘアカットは,その後,新型コロナ感染症対策として私自身のヘアカットにまで広がってすっかり定着し,コロナが幾分落ち着いた今でもそれを続けている。

ヘアカット用の道具もいろいろ購入して使ってみたが,結局今ではヘアエプロンと専用はさみだけを使ってカットを実施。カットに要する時間は,妻と私自身に関して,それぞれ15分と10分程度。妻のヘアカットにはかなり習熟してきたつもりではあるが,カット直前と直後の写真に示すとおり,自身のカットは今なお下手なままである。(2022-06-18)

妻のヘアカットの直前(左)と直後(右)
妻のヘアカットの直前(左)と直後(右)
私のヘアカットの直前(左)と直後(右)
私のヘアカットの直前(左)と直後(右)

妻の介護とコロナ対策のための引き籠り生活の結果,私による妻のヘアカットは習熟を続け,回を重ねる度にカットのでき栄えの向上が確認された。しかし10月1日のヘアカットでは,その前(6月18日)のヘアカットよりでき栄えがいいとは言い難い状態であった。その原因は,専用のはさみの切れ味が落ちてきたことに加え,私の脚の老化(変形性膝関節症)が進んで,ヘアカットとその準備作業の間,立ち続けるのが辛くなってきたことと思われる。(2022-10-01)


久しぶりに私が妻のヘアカットを実施。最近彼女は言語障害の回復が進み,医療・介護の関係者とはかなり会話できるようになったが,まだ美容師とヘアカットの内容について話しをする自信はないみたい。

妻のヘアカットの直前(左)と直後(右),2023-09-02

妻は髪の量が多いので,両サイドはレイヤーカット気味にカットして軽さをだした(つもり)。(2023-09-02)

両サイドはレイヤーカット気味にカット

2024年2月の妻のヘアカットでは,両サイドだけでなくバックもレイヤーカットで揃えた。しかしカット終了直後に,添付のようなカットし忘れた髪の一束を発見。さっそく修正した。

カットし忘れた一束

前回までのヘアカットに際しては車椅子を使っていたが,今回は妻には歩行器(「歩行器を使った歩行トレーニング」の節「歩行器の機種変更」を参照)の座面に座ってもらった。歩行器の座面の高さは42cmで,車椅子のそれより幾分高く,私の作業がやりやすい。このようにヘアカットに関する試行錯誤を今なお続けている。(2024-02-11)

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